シャコ貝とアザカと猿田彦 2⃣ ガンガラーの谷ツアー

種之子御嶽(さにぬしーうたき)。
またの名はイキガ(男)洞。地元では珍珍洞。
いずれにしても、ズバリな名称の聖域である。

斎場御嶽のイナグナーワンダー、イキガナーワンダー
もそうだったが、生命の生まれ出流る源への情熱と、
古代人の擬き好きな気質を、直に感じ取ることができる。
(先に光が見えるが、ツアーコースはここでユーターン)
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こちらはイナグ(女)洞こと、満満洞。
珍珍洞とともに、いまも安産や子孫繁栄を願う人々が足を運ぶ拝所。
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それにしても快適な「神秘の森」だ。
道は程よく舗装され、石段には手すりがあって楽々。
セグウェイに乗るツアーもあるのだから、
整備されているのは当然のこと。
洞穴と谷底に流れた万古の時間を旅する  
ここは、ネイチャー・アミューズメントパークなのだ。
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MAPの3⃣イキガ洞からこのように引き返し、コースに戻る。
イキガ洞内ではランプを借りて男岩へと進んだものだったが、
ランプ置き場は拝壇らしき平岩だった…utoutou(合掌)。
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観光名所である大主ガジュマルを直角に見上げたり、
鐘乳洞の大崩落跡に感嘆したり、古い門中墓 ↓ の前を通ったり。
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ツリーハウスから港川方面を遠望 ↓したり。
そして参加者20人、ガイドさんに率いられたー行は、
コース終盤の見学ポイント・武芸洞(ぶげいどう)へと進んだ。
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ツアー中、イキガ岩の残像に猿田彦を重ねた。
猿田彦大神は天狗似のビジュアルで描かれてきた。  
その天狗の鼻こそは生殖信仰の象徴であり、
各地で地主神として崇められる国津神の証し。

神話では天孫ニニギを先導した「八衢(やちまた)の神」。
「岐(ちまた、くなと)の神」とも呼ばれる。   
くなと神といえば、アラハバキと一対の男神である。

約5㎞離れた奥武島付近に
「くんなとぅ」という地がある。
地元では「小さな港」という意味だと言われるが、
語り部からは「クナト神」の「くなと」の訛りだと聞いた。

by utoutou | 2014-12-26 18:34 | 洞穴(ガマ) | Trackback | Comments(0)
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