六甲山と瀬織津姫 ⑮ 波上宮なんみん祭で須佐之男を思う

日下部やら日田の話の途中だが…
東京を早朝に出て9時半に那覇空港に着いたので、
波上宮(那覇市若狭)へ直行してみた。

伊邪那美、速玉男尊、事解男尊を祀る沖縄総鎮守。
きょう15日(日)まで「なんみん祭り」開催中。
13日の宵宮祭からの3日間、最終日で神輿行列がある。


10時半に本殿で祈祷後、県庁前のぱれっと前広場に
向けて御神輿が出る。初めての、なんみん祭見物。
a0300530_17411068.jpg



梅雨入り前最後?の晴天に恵まれて、カンカン照り。
祈祷後の11時近く、いよいよ神輿行列が街へ。
a0300530_17413223.jpg



波上宮の神輿をはじめ、10グループほどいただろうか。
若狭の波上宮から、波の上通り〜旭橋〜県庁前まで
30分ほどの行進。境内は内外の観光客で溢れていた。
a0300530_17423011.jpg




子どもたちの神輿も…。天妃小?のグループ。
行進では中学生らしき鼓笛隊も頑張っていた。
a0300530_17470314.jpg


ジュリ馬スネー(舞踊行列)も初めて見た。
かつて地元・辻町にあった辻遊郭の祭りの再現。
a0300530_17424587.jpg



エーサー(旧盆の祭りの踊り)のグルーブもいて、
イキのいい掛け声というかリズムが本土と違う。
a0300530_17420966.jpg



旭橋駅近くで国道58号線を渡る。
道々で獅子が子どもたちの人気を集めて絶好調。
a0300530_17453265.jpg


県庁北口、国際通りの入り口交差点がゴール。
追いついて分かったが、先導役はなんと猿田彦神。
a0300530_17434944.jpg



ちょいとお願いしてカメラ目線になっていただく。
高下駄は履いていないが、どう見ても猿田彦神。
a0300530_17432811.jpg


道ひらきの神、八衢の神として、
ヤマト各地の祭りでも、神行祭りの先導役でお馴染み。
出雲的に言うならば、クナト大神の子神。
綿津見神(海神)の子神との見方もあり、そうすると、
海を統べる神・須佐之男の神格を持った産土神である。

そして思えば、波上宮の由緒に関係が深いのだった。
波上宮の鎮座伝説によれば、往古、南風原にいた
崎山の里主がこの海で魚釣りをしていると、
不思議な「ものを言う石」を得て豊漁を得た。
すると、光を放つ霊石はのたまった。
「吾は熊野権現なり。この地に社を建てて祀れ」と。
里之子がこれを奏上し、王府が社殿を建て祀った。

熊野大神とは、熊野本宮大社に祀られる家都御子、 
 つまり、須佐之男ではないか。

そのとき、唐突にあることを思い出した。
丹後・真名井神社の神体山である真名井原(禁足地)。
鳥居のすぐ横に、いまはない石碑が建っていたという。
そこには「熊野大神(須佐之男)」の刻字があった。
秘した主祭神であるかのように、主磐座のかたわらに。

里主が得た光る霊石は、浦島太郎と関係がある。
玉手箱に入っていた如意宝珠のようなものでは?
妄想的に、いや、かなり真面目にそう思った。








by utoutou | 2016-05-15 23:02 | 瀬織津姫 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://mintun.exblog.jp/tb/22812233
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by at 2016-05-17 19:39 x
utoutoさん、こんにちは(^-^)/ 沖縄でお神輿担いでるの初めてみましたー!やってるんですねー、お神輿に琉装に猿田彦にエイサーに国際通りに青い空。なんか内地のイメージと合わない型破りな感じでいいですねー(笑)(>∀<●)ノ最近追跡アマミキヨを1から読み直して、以前に比べると色々と頭の中にスーッと入ってくることが増えました!そして、やはりスサノオ!!!色んな本を読めば読むほどスサノオの存在が透明に思えてきて、でも確かにそこにいて、一体あなたは誰なんだ?という思いに駆られます(笑)(´Д`;)そして、なんだか偶然にしては出来過ぎと思うようなことを経て久高島に呼ばれたような気がして、訪ねて、そして思い浮かんでしまった小説「海流ハイウェイベイビーズ」を書いてるとやはりスサノオが姿形は表さないのにそこにいる気がするんですよねー(笑)(;´∀`;)<。色々な偶然が重なって書くようになった小説はやはり最後まで仕上げて、ド素人小説ですが、糸満ハーレーの日までにはネットに第1話をあげようと奮闘しております(笑)勝手な思い込みですが、それしないと災いにみまわれそうな気がして…(爆笑)そして、ナンミンは沖縄転勤時代近くでよく飲んでたのですが境内に入ったことなくて、最後の最後、帰りの飛行機乗るまでに時間があってふらーっと訪れたりしたので沖縄転勤生活最後の思い出として残ってます(ノω≦)
Commented by utoutou at 2016-05-20 00:01
> 寅さん
はい、私が着いたのが波上祭の日だったというのは、かなりラッキーでした。
そして、やはり鳴りモノのリズムが沖縄らしいのが、ナイチャーには刺激的でしたね。まさに型破り? その勢いづいて翌日の午前中もまた訪れ、波上の磐座を眺めてきちゃいました。
さて……スサノオですよね、やはり海を統べる究極の神は。
ただ歴史的には存在を隠されていて、なかなか本来の神像は掴めないですよね。私などは、子どもの五十猛のほうがフィットしますが。。小説執筆、いよいよ完成ですか!?  楽しみにしていますね。
<< 六甲山と瀬織津姫 ⑯ 神呪寺の... 六甲山と瀬織津姫 ⑭ 本当の日... >>