六甲山と瀬織津姫 ⑯ 神呪寺の如意輪観音ご開張

神呪寺(兵庫県西宮市神山町)の本尊である
如意輪観音坐像。通称・融通観音。
その秘仏が、昨日5月18日(水)、年に一度のご開張
ということで、沖縄から空路飛んで拝観した。
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実は、2月に六甲姫神社に参って以来、
このブログで、あれや(「空海の隠した珠」)
これや(「真名井御前は日下部の姫」)を書いた
  手前、神呪寺を訪れる機会を狙っていた。 

    
西宮市内からの始発バスで神呪寺(甲山大師)着。
文字通りの甲のような山と、横断幕が目に飛び込んだ。
〜5月18日 融通観音大祭 家運繁栄 商売繁盛祈願
一年一度の秘仏開帳法会〜とある。
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通常の拝観時間は9時からだが、この日は6時から。
私が着いたのは、7時を少し回ったところ。
石段を登ると、既に参拝を終えて帰る方々と擦れ違う。
通勤前の参拝らしき姿もチラホラ。


↓神呪寺の本堂。
左から上がり記帳のうえ堂内を一巡拝観。
弘法大師坐像、如意輪観音坐像、聖観音立像ほか
重要文化財はもとより、秘蔵の美仏が居並び、荘厳。
客同士の囁きと、法要の準備と、朝拝の鐘の音が、静かに交錯。
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本堂の前に、指定文化財一覧があった。
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空海作という秘仏本尊・如意輪観音坐像の前では、
生々しいほどに柔らかなニュアンスに溜息。
真名井御前と空海の関係には「愛人説」があるらしい。
私はそれをかねがね疑問に思っていたが、
少なくとも坐像からは人間愛が溢れ出ていた。
ともあれ、私が真井御前の出自だと考える日下部の
歴史が、神呪寺を知ることで改めて紐解けるか…。
↓参拝記念に如意輪観音坐像(写真)を購入。
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さて…
六甲山系の西端にあたるこの甲山(標高309m)の
中腹(209m)に広がる神呪寺の神域には、朝、
本堂に向かって右(東)から日差しが降り注いでいた。
その様子が神々しく、意味あることに感じられる。
太陽祭祀の痕跡は、この朝日にも表れている。  
↓7時49分の朝日。
展望台から西宮市街といにしえの武庫の海が一望できる。
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by utoutou | 2016-05-20 06:25 | 瀬織津姫 | Trackback | Comments(0)
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