六甲山と瀬織津姫 ⑳ 三輪山に登拝するまで

大和国一宮 大神(おおみわ)神社
(奈良県桜井市三輪)の御神体である三輪山。
山頂の高宮神社に日向御子神(ひむかのみこがみ)
が祀られているというが、どのような神か?
語り部は「倭宿禰(珍彦)に関係があるのでは」
と言っていたが、さて…。

参ったからといって分かるものでもないが、
参ってみなけりゃ分からないと、三輪山に登拝。



大神神社(の拝殿)。御祭神は、
大物主大神、大己貴大神、少彦名大神。
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【ご由緒】
〜大物主神は、世に大国主神(大国様)の御名で知られ
る国土開発の神で、農工商業等あらゆる産業を開発し、
方除・泊病・造酒・製薬・交通・縁結び・開運等、
世の中の幸福を増進することを計られた人間生活万般
の守護神であります。後に神様の御思召しにより
その御魂(幸魂、奇魂)を三輪山に永くお留めになり、
それ以来、秀麗な三輪山を御神体と崇めて、本殿
は設けず拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し、お山を
拝するという原初の神祀りを今に伝えている
我が国最古の神社であります。(後略)〜
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拝殿の背後に立つ三ツ鳥居は、以前、拝観した
ことがあるので、拝殿を離れて狭井(さい)神社
にある登山口へと急ぐ。途中、鎮女池(しずめいけ)
にある市杵島姫神社、通称「弁天さん」には参拝。
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大神神社から徒歩5分ほどで、摂社・狭井神社に。
祭神は、狭井坐大神荒魂大神。
三輪山登拝は、こちらの受付で申し込む。
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登拝料300円を納め、住所氏名連絡先を書き
登拝許可証(番号・鈴付きの襷)を受け取って
祢宜さんより、しばし入山心得を聞く。
「行程は上り下り約4km、所要時間は2〜3時間。
年に数回、救難ヘリが飛んでいます。くれぐれ
も無理せず安全を心がけて…。御神体山のため、
撮影・飲食・供物・草木の採取は禁止」云々…。
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三輪山への登拝口。
賽銭箱横に設置の御弊で、各自お祓いする。
遥拝所でもあるのか、地元の方らしき女性が祈願中。
「倭大物主櫛甕魂命」と、小さく神名が聞こえる。
やまとおおものぬしみかたまのみこと…
三輪山に祀られる、大物主神の亦の名である。
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あれ? と思わずにはいられない。
こちら登拝口では大物主を遥拝するが、
大神神社の拝殿からは三輪山という神体山を拝する。

摂社で祭神を祀り、本社で神体山を拝む…のが、
由緒にいう「原初の神祀り」である拝礼様式なのか?

そう言えば、数年前に参拝した折り、総合受付で
お願いして三ツ鳥居を特別拝観させていただいた。
そのときに感じた小さな違和感が思い出される。

予想したのは、御神体山を遠くに仰ぐ景色だった
が、三ツ鳥居の奥には山は見えなかったのである。
少なくとも、三輪山の頂上を仰ぐことなどは…。
いやこれはちょっとヘンだなと、虫が騒いだ。

というところで長くなったので、
ほぼ頂上に祀られる高宮(こうのみや)神社、
そして圧巻、奥津磐座の模様は次回に続く…。
















by utoutou | 2016-05-31 18:00 | 瀬織津姫 | Trackback | Comments(0)
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