2016年 10月 19日 ( 1 )

六甲山と瀬織津姫 61 八咫烏

六甲山の六は、八にフタをして封印したという暗号
かもしれないと考えたとき、八咫烏を思った。

神話によれば、八咫烏は神武東遷の折、
熊野の山中で立ち往生する一行の前に現れ、
大和の宇陀まで道案内をしたという大鳥。

もしや、その大きな烏が、「いついつ出やる」と
歌われた「籠の中の鳥」ではないだろうか…とも。
道案内をしたという話は、猿田彦大神を彷彿とさせる。
神武以前にいた地主神と考えて間違いないだろう。


熊野本宮大社では「導きの神」として祀られる。
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熊野速玉大社の摂社・八咫烏神社にも祀られている。
『古事記』では高木大神が遣わしたと記される。
『日本書紀』には、天照大神が遣わしたと。
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熊野速玉神社の摂社・八咫烏神社にも祀られている。
熊野三山では「熊野の守り神」として信仰される。
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八咫烏の案内で神武一行が着いたという
宇陀には八咫烏神社(奈良県宇陀市橿原)が鎮座する。
祭神が八咫烏大神で、亦の名を建角身命という。
建角身命は金鵄八咫烏(きんしやたがらす)とも
呼ばれるということは、記紀にも記されている。

その建角身命は、京都・下鴨神社の祭神。
つまり、八咫烏ということになる。
建角身命(八咫烏)の娘・玉依姫も合祀されている。

いっぽう、上賀茂神社の祭神は、
賀茂別雷大神(かもわけいかずちのみこと)。
玉依姫が川で拾った丹塗りの矢を寝床に置くと懐妊、
生んだのが賀茂別雷大神だと、『丹後国風土記』に。
つまり賀茂別雷大神は建角身命(八咫烏)の孫である。

この賀茂別雷大神こそは、籠神社の祭神・火明命
の異名同神だと、籠神社の極秘伝にあるという。
そのことは以前にも書いた(記事は、こちら)。

改めて、天火明命の亦名を振り返ってみる。
天照国照火明命櫛甕玉饒速日命
分解すると、天照国照(男神・天照大神)
・火明命・櫛甕玉(大物主神)そして、饒速日命。

「この神名に、海部の神魂を継ぐ神々が集約されている」
と語り部は言うが、はたして八咫烏は隠れているか?


神の島・久高島が、しきりと思い出された。
島の南に、火島(ふしま)と呼ばれる離れ小島がある。
島の名前は「甦る不死鳥」を表していると、
語り部は言った。火の鳥・フェニックス…。
イザイホーの神女たちが持つ大扇(ンチャティオージ)
に鳳凰(ビンヌトゥイ、紅の鳥)として描かれている。
(記事はこちら)。



↓10/5(水)、久高島を離れるフェリーから。
中央に写るのが火島(ふしま)。イラブーも獲れる。
いまは徳仁港の防波堤に挟まれ護岸の一部になっている。
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by utoutou | 2016-10-19 10:40 | 瀬織津姫 | Trackback | Comments(2)