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瀬織津姫の小野神社に参詣

3連休最終日の13日、新年まだ「瀬織津姫」に参詣していないことに気がついた。
東京都多摩市にある武蔵国一之宮・小野神社。今月最後のチャンスかもしれないと。
神職が常駐でなく、この時期を逃すと正式参拝には事前予約が必要になってしまう。
成人の日なら宮司さんはいらっしゃるかと、自宅から20分、車を飛ばしてみた。


例年、正月三が日は特設テントで授与品を戴くが、それは既にない。
普段も人と出会うことの少ない神社だが、この日の境内も参詣客はまばら。
おそらく大入りで大混雑しているはずの大国魂神社に比べ、万分の一の静けさだ。
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今年はテントではなく社務所で求めた「瀬織津比咩大神神霊」のお札。
姫関連の授与品は2カラー。「水の神」にちなんだというブルー系千代紙のもある。
「天照大神神霊」の横に「瀬織津姫神霊」が仲よく並んで鎮座する様が微笑ましい。

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小野神社の祭神は、天ノ下春命(あめのしたはるのみこと)と瀬織津姫命。
「縄文の女神」と呼ばれる瀬織津姫が、こう堂々と祀られるのは珍しいが、
古来、小野氏と皇室とは関係が深いという理由があるからなのだろうか。

小野神社を『延喜式』内社としたのは、
延喜十八(918)年、秩父国から武蔵国の国司として着任した小野利春。
天ノ下春命はその前任地・秩父国の祖神で、皇祖・高皇産霊命の御子である八意思兼の子。

饒速日が大和入りした際、高天原から派遣された供奉衆(将軍たち)
のひとりであったことは、古伝『先代旧事本紀』にも見えている。
「三十二人をして、並びに防衛となし、天降りし供へ奉らしむ。」
その31人目に「天下春命、武蔵秩父國造等の祖」と。

一説には元の祭神は瀬織津姫一座だったという。去年、禰宜さんから
私見としてお聞きした話では、もともと小野神社ができたのは2千年以上前。
弥生人の渡来する以前から、女神は土地の人々によって祀られていたのではと。

大鳥居とその奥の随神門に十六菊の御紋章が。最寄り駅の名は聖蹟桜ヶ丘(京王線)。
多摩川の対岸にも「一宮・式内」と伝える小野神社(府中市)がある。主祭神は同じ2柱。
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小野神社では初めてとなる正式参拝をした。拝殿(手前)で
大祓祝詞が奏上されているとき、柔らかな光が本殿を照らすのを見た。
晴天なので雲が切れたとも思えない。参拝が終わると、禰宜さんも仰った。
「神様が喜んでいらっしゃるようでしたね。私も身体が温かくなりました」
瑞光に包まれたような吉日。おみくじで大吉を引いたときよりも、ときめいた。
今度の沖縄久高島でも、再生の女神・アカララキに参拝しよう。(アカララキの話はこちら
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by utoutou | 2014-01-15 01:46 | 神社 | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2017-01-18 09:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by utoutou at 2017-01-20 07:59
> Madonnaさん
こんにちは。ご覧いただき感謝です。返信が遅れているうちに、もう参拝を済まされたかもしれませんが、多摩川沿いの小野神社からもそう遠くない大国魂神社(京王線府中駅前)の摂社・巽神社にもイチキシマヒメが祀られていますよ。よろしかったら。。


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