伊雑宮のお白石行事の木遣唄のかけ声。 私には「イェンヤー」と聞こえたが、 ニュースによれば「エンヤー」ということだ。 いずれにしても思い出されるのが、 ヘブライ語だった。 『日本書紀と日本語のユダヤ起源』 (ヨセフ・アイデルバーグ著) によれば「エンヤー」はヘブライ語で 「(船で)行くぞー」の意味とか。 昔のお白石持ちは「川曳き」だった というから、当たっている。 沖縄の「立ちグェーナ」の「エイヤ」も、 そうした意味のかけ声だろうか? 伊雑宮には、くだんの六芒星が裏神紋だ という伝承もあり、古代ユダヤとの関連が どうしても気になるところ。 『沖縄ルーツ紀行 聖書でひも解く沖縄の風習』 ('10年、球陽出版)という本を出したときに、 沖縄に残る新旧聖書と類似の風習を調べたことがあり 耳にする神歌の掛け声ひとつにも、 日頃からやや敏感になっている。 伊雑宮のある上之郷まで、鳥羽から 近鉄志摩線に乗ったときは駅名が気になった。 駅は上之郷。もしや神之郷のことか、などと 思い車内でチラチラと路線図を見ていたが… (撮影は伊勢市に戻る夕方) ![]() 近づくにつれ、気になる駅名が続いた。加茂、松尾、そして白木…。 ![]() 京都の賀茂神社、松尾大社は秦氏が創建に関わる神社である。 白木は…新羅を連想すれば、新羅経由で渡来した秦氏に行き着く。 実際、三井寺HPで、こちらの白木には新羅神社があると知った。 伊雑宮のある志摩磯部は、秦氏の里なのだった。 この日も語り部の霊力は冴えていた。 郷土資料館で、 志摩磯部は古来、物部の地であったと知ったとき、 語り部に電話をかけたのだったが…。 ちょっと伝えたいことがあった。 「伊雑宮の神領をまとめていたのは物部氏の裔です」 「なるほど…沖縄との関連は深まりますね」 そんな話をした数分後、返信があった。 「志摩に、的矢湾という所がありますか?」 「はい、伊雑宮の神領地の範囲でした」 「いいですか?」 「はい…?」 「ま・と・や を言い換えてみてください」 「や・と・ま…違うか。や・・・・。ヤマト?」 「的矢はヤウマト・レビ族の渡来地でしょうね」 「秦氏…!」 ヤウマトという土地のあるユーラシア大陸を渡り、 朝鮮半島の新羅を通り、日本に渡来した と言われる原始キリスト教の民・秦氏が、 この物部氏の里に辿り着いたというのか…。 では、沖縄との関連は? 図らずも新たな魔境に突入してしまったか。 資料館で見た、昔の的矢湾。 「待ちの帆船でにぎわう的矢湾 明治時代」と説明があった。 ![]()
by utoutou
| 2014-12-05 22:28
| 伊勢
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