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稲作と龍神 9⃣ そして伏見稲荷神社へ

ヤマト各地にある白玉稲荷神社の創建由来に、
沖縄の稲作が関係しているのでは
と語り部は言う。

初午神事「親田御願」で、
田植えをする男たちの額に、
神職がシチジ(米粉の判子)を押す儀式。
それが「白玉(白米の稲魂)」の由来だと。

その玉城百名と古来より姻戚関係にあると
考えられている久高島でも、
米の餅で神女の額に印を付ける儀式がある。
古祭・イザイホーの「シジ付け」がそれ。

イザイホーでは、神女を認定するのに、
外間ノロによるシジ付けと相前後して、
久高神人(男性神職)が赤い判を押す
「朱リキィー」という儀式もある。

久高と外間と言えば、久高島の二大元家系統。
これに、赤白(稲荷)に関する語り部の考えを
当てはめれば、
赤米と白米を象徴する二系統の民が、
久高島と玉城百名の始祖、
つまりアマミキヨと考えることができそう。

思えば、久高島中興の祖で
ミントングスクのひとり娘・ファガナシーは、
神衣として、白地に赤の模様の
着物を携えて島に渡ったという秘伝も残る。



そんな折、
お稲荷さんの総本宮・「赤」の伏見稲荷大社へ。
ちょうど関西へ出向いたので、合間に駆け足で参拝。
東京・椿山荘の白玉稲荷はここから勧請されたという。
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昨日3日の午前10時。
3年前に参ったときとは大違い。境内は、
雨予報というのに外国のお客さんで溢れんばかり。
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「白玉」のヒントを求めて、
稲荷山で白玉稲荷神社を探し出そうという計画。

あの千本鳥居を駆け登ったが、白玉稲荷は
見つからないまま、その上、稲荷山の中腹の
四つ辻(加筆した青い矢印のところ)付近で力尽きた。
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本殿へ引き返そうとして、ふと
「御膳谷奉拝所」の文字が目に入った。ここは
稲荷神に神名をつけて寄進する「お塚」の密集地。
効率よく白玉稲荷神社が見つかるかもしれない。
と、聞き込み開始。
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すると茶屋のおばさんが、昭和時代に社務所が刊行した
『塚台配置図』なる冊子を、奥から出してきてくれた。
1冊が神域ごとの索引、もう1冊がお塚の配置図。

それよよれば「白玉」「白玉大神」「白玉大明神」
と命名されたお塚は「御膳谷」で6柱。
その寄進者を社務所で聞いてみよう。
しかし、雨が降ってきた……つづく。
(ちなみに稲荷山全体では、70柱のお塚がある)



御膳谷神蹟。
稲荷山三が峯の北背後にあたり、往古は
この地に御饗殿(みあえどの)と御竃殿(みかまどの)
があり、三が峯の神々に神供をしたところだという。
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by utoutou | 2015-04-04 20:28 | 玉城 | Trackback | Comments(4)
Commented by お稲荷さん at 2015-04-05 01:49 x
伏見稲荷の元は剣山の麓にあります。なぜ剣山の麓に置いたのかは、語り部さんに聞いてみてください。

お稲荷さんは、日本で一番数多く祭られている神ですが、
その元神様は豊受様。そして豊受様の元神様は六芒星の民の祖霊神。

アマミキヨを解くには、この基本を忘れては筋がずれてきます。ヘブライ語が絡みますから語り部さんが苦手とする部分のようです。

それから、受水走水の植田は、受水の親田も行われています。戦後省略されていませんので訂正ください。稲の成長がいまいちな現在の経緯を安里の家主に聞いてみて下さい。刺激になって今後いい展開になると思いますから。
Commented at 2015-04-05 14:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by utoutou at 2015-04-05 22:05
お稲荷さま コメントありがとうございます。ミントンさん宛てのお返事も、併せてこちらでさせていただきます。同じ発信元でしたので。恐縮ですが。

双方のコメントにヘブライ語理解へのご指摘がありました。それは語り部氏へのではなく、私へのご助言と受け止めました。まったく仰る通り弱点でございます。恐れ入ります。というか、他にも弱点ばかりでございます。笑

さて、「天親田」は三穂田でも行われていたのですね。機会があれば確認したいと思います。お稲荷さんからも、百名区にアドバイスをしていただけると幸いです。戦後、三穂田での「天親田」は行われていないと聞いていました。

いろいろ御教授いただき、ありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

稲荷山の劔山の件も、参考になりました。
Commented by utoutou at 2015-04-05 22:11
使える所があれば使ってください。さま

コメントをありがとうございます。そうさせていただきます。が、リンク先の情報が膨大なため未だ理解できません。

読破・咀嚼できましたら、参考にさせていただくこともあるかと思います。ありがとうございました。
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