![]() ![]() ![]() ![]() 尚真王が、八重山征討の航海安全祈願をしたところが、 斎場御嶽の寄満(ゆいんち)だったことは既に書いた。 そのとき歌われた「おもろ」もこちらの記事に。 以下、おもろ部分の抜粋。( )内は現代語訳。 斎場嶽 君々しよ 守れ (斎場御嶽の神女たちよ、王の船を守れ) (中略) 風直り 煽らちへ (ノロは鷲の羽の髪飾りを風に揺らして) 赤の御衣(あかのみそ)煽らちへ (美しい衣を風になびかせて) (後略) ここで詠われる「鷲の羽」「赤の御衣」に、 天女の羽を連想するのは、私だけだろうか。 沖縄では、羽衣を飛衣(とびんす)と呼ぶそうだ。 古代、海(あま)は天(あま)と呼ばれた。 天女とは、天翔る、海神の娘ではなかったか。 現在は新都心一部として活況を呈する銘苅。 銘苅村は、大海に注ぐ銘苅川の流域にあった。 銘刈家は、この地を居城とした海人族の家系か? ![]()
by utoutou
| 2015-09-03 16:41
| 天女伝説
|
Trackback
|
Comments(4)
![]()
utoutoさん、こんにちわ。新都心の佐川急便懐かしいです(笑ー転勤中、新都心に住んでいたので)銘苅の天女伝説聞いたことありました。でも近すぎていつでも行けると思ってたら行きませんでした…(^^;) こんな感じなんですね。追跡アマミキヨの世界で登場するとは想像してませんでした。繋がりますねー。そう考えると銘苅のお隣の天久の地名の由来が気になりますねー。
0
> 寅さん
そうでしたか、新都心に。実は銘苅、とても古い土地のようですね。天女が水浴びしたカーだけではなく、天降りガーもあると聞きました。で、住んでいた方々は(銘苅家も)米の軍用地になってから、寄宮に移住されたとか。 天久、私も気になり語り部に聞いたところ、やはりアマミキヨの意味だと言われていたようです。アマミキヨ→アマミク→アメク。先日、天久宮にも参りましたので、次回はそれを書こうと思います。銘苅の意味を考えても、やはりアマミキヨの時代に繫がります。ほんと地名は意味深ですね。 ![]()
utoutou様こんばんは。
ブログを混乱させないようにコメントには気をつけておりますが、マズイ内容の場合は削除して下さい。 この頃、ドキドキしてブログを読んでます。 upされるのが楽しみで楽しみで!! 天久の土地は戦争とかで浮遊している気がたくさんありますが、土地の奥深くの気からは、心地よさを感じて好きな土地の1つです。 今度、その天久で僕自身の式を挙げます。 挙式の中で、てぃんさぐの花を三味線で弾きます。 僕の地元は寄宮です。 寄宮に銘苅区という地域があります。 僕の共通するwordが連続してたので、親しみを覚え嬉しい気持ちになりました。 ありがとうございます。
> 徹平さん
何よりもまず、おめでとうございます! 「てぃんさぐの花」を演られるのでしたら、なおさら、ちんさーの御嶽は気になりますよね。それも、天久で。素晴らしい祝宴になりますように。 寄宮もとても歴史の古そうな土地ですね。銘苅、与儀、開南、地名を見ただけでも、胸騒ぎがします(笑)。楚辺の城岳からは燕の明刀銭が出ましたね。しかも同時代の遺跡から出るのは全国的にも珍しいようですね。
|
![]() by utoutou
カテゴリ
全体 ミントングスク 久高島 イザイホー 玉城 語り部 城(ぐすく) 天孫氏 御嶽 スサノオ 出雲 神社 琉球の神々 伊勢 洞穴(ガマ) 龍蛇神 ヤマトタケル お知らせ 天女伝説 斎場御嶽 ナーワンダーグスク 石垣島 九頭龍 瀬織津姫 琉球の玉 舜天 琉球王 グスク・御嶽 最終章 未分類 最新の記事
以前の記事
2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 more... 画像一覧
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
記事ランキング
ブログパーツ
フォロー中のブログ
ブログジャンル
外部リンク
ファン
|
ファン申請 |
||