天照国照彦火明櫛玉饒速日命という神名で、 海部氏、物部氏、賀茂氏が祖を同じくすること が分かるが、国宝「海部氏勘注系図」には 他にも関係の深い豪族として、尾張氏、安曇氏、 伊福部氏、和珥氏、息長氏、葛城氏が見える。 また、倭宿禰が丹後から大和入りしたのは 神武の時代だったとの事績も記されている。 神武の水先案内人ではなかったのか…? 沖縄の始祖・アマミキヨの語源は、 アマミ(奄美)アマベ(海部)アズミ(安曇)。 上古の琉球もその系図に繋がっているのか? 沸々と泡のように興味や疑問が湧いてくる。 あるとき、 海人族の始祖の長い神名を分解してみた。 天照・国照・彦火明・櫛玉・饒速日命。 これを言い換えれば… 天津神・国津神・彦火明・素戔嗚尊・饒速日命 になるというのが、語り部の意見だった。曰く、 「櫛玉を、素戔嗚尊の御魂と読めば、分かりやすい」 その意味は… 「出雲の熊野大社の祭神は、素戔嗚尊ですが、 正しくは、加夫呂伎熊野大神櫛御気野命。 海人族はみな、神代に海を統べた王・素戔嗚尊 の魂を継いでいるのだと思います。 素戔嗚尊は、琉球でいう天王ガナシー、 天地大神様(あめつちのおおかみさま)ですから」 という記事を書いたのは、2年前のことだった。 そしていま、新たな疑問を語り部に向けた。 素戔嗚尊とは、加夫呂伎熊野大神櫛御気野命。 ではその、加夫呂伎とは? 語り部は言う。 「祝詞にもあるカムロギ、カムロミ。さらに言えば、 塀立神宮(南阿蘇)の祭神、神漏岐命・神漏美命 という最古の一対神に繋がるのだと思います」 塀立神宮に参ったことはないが、世界の五色人 の故郷と言われ、1万5千年の歴史があるという。 思えば沖縄には、塀立神宮に繋がる口伝がある。 五色の龍は琉球から塀立に流れて行ったと…。 記紀のスサノオと、琉球で語られるスサノオ。 その神格にはまさに天と地ほどの違いがある。 三輪山に登ったあの日の朝、伊太祁曽神社 (いたきそじんじゃ、和歌山市伊太祁曽)に参って いたということもあり、なおさらそれを感じる。 五十猛命を祀る伊太祁曽神社の正面。 ここでは五十猛命は「いたけるのみこと」。 摂社に『紀』準拠のスサノオが祀られている。 ![]() 左は大屋都比売命(妹神)、右は都麻比売命(妹神)。 ![]() 父神である須佐男神(すさのおのかみ)を祀る。 ![]() 拝殿ほ仰ぐ。随所に年代を経た大樹が立ち、 木の神様らしい瑞々しい空気は感じられた。![]() ![]()
by utoutou
| 2016-06-29 22:04
| 瀬織津姫
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Comments(2)
神武天皇=天村雲命(秘伝。大倭の初代大王陛下)=建位起命(タケ・イタテ(立派な位(大王)を起こされた貴人くらいの意味)、、、五十猛と改変)=ホホデミ/ホアカリ。
男性に対しての妹とは配偶者、嫁さんの意味合いが強い。 天村雲命は九州に出張なさり、阿多の媛と結婚なさり二男一女を設けられたのち、ヤマトに移られ伊加利(伊怒/厳魂(イカリ、イズモ))媛(大屋(=宮殿)津媛)と結婚。 大王となられた。(決死10代300年の命脈。浦島太郎。武内宿禰300歳) 初代天皇として古代より盛大丁重尊崇を以てに全国で祀られて然るべきところが皆無に等しい処に想いを致すべき。
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>たぬきさん
コメントが遅れ失礼しました。沖縄に行っておりました。 神武天皇=天村雲命=建位起命(タケ・イタテ)=五十猛=ホホデミ/ホアカリ。これは出雲大王・向家の伝承でしょうか。 私も一連のシリーズは拝読しました。ブログでも紹介したことがあり参考にさせていただいています。沖縄本島南部にも、「くなと」という港、島に「富」と名のつくグスクがあります。 最近も五十猛の件を考えるとき「五十猛の丹波移住」のくだりを再読しました。ホアカリ(徐福)の父は徐猛で、猛の字が使われている等。その伝承はたいへん貴重なものですが、沖縄で私が拾った(切れ切れの、ですが…)伝承とは、必ずしも整合しない部分があります。出雲族はインドから渡来したということですが、沖縄の伝承から知る渡来元はムー大陸やスンダランドを思わせる南方の島、そしてユーラシア大陸の西・シュメールです。そして、17802年の歴史があると伝わる古代琉球王朝の存在を思いますと、出雲王家と琉球の伝承は必ずしも全面的に一致するものではなく、他の多くの古史古伝にも目を見開く必要を感じています。ありがとうございます。
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