伊祖グスクの後、波上宮へと足が向いた。 5月に参拝したばかりだが、ふとその気になった。 スサノオとイソタケル(五十猛命)。 「書記」では高天原から出雲に天降った親子神だが、 記紀の影響をほとんど受けていない沖縄にあって も、イソタケルは馴染みの薄い神様だと思う。 いっぽう父神のスサノオは、沖縄総鎮守である 波上宮(那覇市若狭)の祭神・速玉男尊、 事解男尊と異名同神。琉球八社のうち七社に 祀られていることもあり、篤い崇敬を受けている。 波上宮の鎮座伝説に登場する崎山里主は、 察度王(1321〜1395年)の子で、南風原の 大国家(だいこくやー)の養子となったが、海で 釣りをしていて「モノを言う不思議な石」を得た。 霊石を狙う追っ手を逃れて ↓波上山に来たときに 「熊野権現をこの地に祀れ」と神託を受けたという。 ![]() 大国大主神の名は伊計島セーナナーでも見たが、 どうやら大国家はスサノオの神系統にあったようだ。 ![]() ![]()
by utoutou
| 2016-08-01 10:48
| 瀬織津姫
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Comments(2)
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utoutoさん、こんにちは(>∀<●)ノ天御中主神ですか…。追跡アマミキヨが更新される度にビックリしすぎてアゴが外れそうになります(笑)(*ノ∀<)そして浜川御嶽とスサノオ…。浜川御嶽には今でも何だったんだろうと思う思い出が…。まだ追跡アマミキヨ読み始めてすぐで久高島に行く前の2014年4月頭ですが、転勤生活の最後に沖縄での生活が本当に楽しかったので帰る前に沖縄の神様にお礼を伝えようと数回に分けてあがりうまーいの聖地を各所まわろうと思ってヤハラヅカサに行って、ヤハラヅカサから浜川御嶽に回りました。そして浜川御嶽見てたら、後ろの上の方から誰が見てる視線を感じて振り返ったら誰もいないことがあってしばらく視線を感じたあたりをぼーっと見て帰ったのですが、後に視線を感じた場所が追跡アマミキヨで潮花司という名前でアマミキヨが仮住まいしたところと知って、アゴ外れました(笑)(ノ∀`)σ 今でもあの視線は何だっただろうと思いますがあの辺りやはり何か不思議ですよねー。
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> 寅さん
こんにちは。浜川御嶽はホント不思議な場所ですね。本来の浜川御嶽は、現在拝所のある辺りではなくて潮花司のことだそうですから。以前ここにも書きましたが、磐座の下には香炉もあったそうです。潮や天候を見て、引き上げたり戻したりする神人のお爺さんがいたと。 そう言えば、潮花司で倒れ込むようにして涙する人を見たことがあります。また何十年か前、御嶽の前でアイヌの皆さんが祈りと祭りをしていたことがあるという話も。 先月玉城に行ったときには、潮花司の辺りを毎朝お掃除している若い男性に会いましたが、内地からこの故郷に戻ったとき、この御嶽を守ることが自分の役割と感じたということでした。 私も朝ヤハラヅカサに行くと、いつも誰かしら知り合いとバッタリ会うんです(笑)。引力の強い聖地ですね。
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