天で動かぬ北極星は、天帝であり天御中主神。 その星神は古祭・イザイホーから消えた。 というより、むしろ国王の神魂と習合されたうえ 祀られたと考えられるが、その神祭りの 在り方は、何も琉球王国だけに限らなかった。 伊勢神宮と大嘗祭(天皇の即位式)の主祭神は 太一(北極星)だと、民俗学者の吉野裕子氏は 『天皇の祭り』(講談社学術文庫)で述べている。 その推理とは…(以下要約)。 ☆大嘗祭の祭神は、「太一」と太一に習合された 「天照大神」と「天皇霊」という三位一体の神霊で、 これらを祀るのが現身(うつしみ)の天皇である。 ☆礼服は日本古来のものでなく、古代中国皇帝 の服制の踏襲。また伊勢神宮の宗教改革や 大嘗祭の制定は、天武朝において行われた。 ☆天皇は、自身が宇宙神・北極星の化身であると の自覚から、北斗七星を礼服の背に負っている。 ☆天皇の礼服は、隠された大嘗祭の意味を 無言で明示する物的証拠である。 ということで、同書では 幕末の孝明天皇の礼服(宮内庁所蔵)を掲載。 北斗七星を背に負う。中国皇帝の場合は北斗七星 でなく、北斗と織女が袖に配されデザインが異なる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by utoutou
| 2016-08-06 10:12
| 瀬織津姫
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