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六甲山と瀬織津姫 237 「ワニ」の珠

卑弥呼女王・続き」を書いた、2週間ほど前のこと、
久高島に住む神女(カミンチュ)から写メが届いた。
「インニヤーに珠が出ましたよ」と、コメント付きで。

 集落の一角にある拝所の塀に、青い珠が写っている。
写真に加工はしていないという。ただ珠が視えたので、
携帯のカメラを向けると、この写真が撮れたという…。

屋号・魚根家(インニヤー)とは、大和豪族の和邇氏
となった琉球最古の一族だと、語り部は常々言う。
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神女制度のあった琉球王朝の時代は、はるか昔。
さすがに神の島にも、公職の神女は存在しないが、
神と交信するかのような特殊な能力のある人は確か
にいて、人々はそういう人を「カミンチュ」と呼ぶ。

A子さんもそんなひとり。並外れた洞察力を持ち、
人をズバリ見抜いたり、不思議な現象を巻き起こす。

彼女とは5月の連休明けにも久高島で話し合ったし、
ブログも読んでくれており、説明は要らなかった。

私の探す「琉球の珠」がインニヤーのものなら、
六甲山に隠されたと語り部の言った、「珠」には、
和邇氏に関係した物語が潜んでいることになる…。

島では、北のカベール岬への道を一緒に歩いた。
そして、私は前日那覇で語り部に聞いた話をした。
神人(カミンチュ)から神女(カミンチュ)への伝言。


「古代、久高島から北上したセーナナー(海人七氏族)
 は、ワニの船で移動したと思う。船団には饒速日命
の一族も含まれていて、久高島→伊計島→熊本→
 大分→志賀島→瀬戸内海→奈良と進んだと思う」と。
 奈良では、宇陀まで川を遡ったと思うという話も…。
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散歩しながら、A子さんは言った。
「私もまた宇陀へ行ってみようかな…」と。
あれから1ヶ月後、私たちは奈良市で合流した。
その準備をしている間に撮影されたのが冒頭の写真。

再訪する宇陀で、彼女がまずいちばんに「訪れたい」
と言った御嶽は、室生(宇陀市室生)の吉祥龍穴だ。

はたして久高島のカミンチュは龍神に出会えるか…?
何よりも、「ワニ」の珠の追跡に進展はあるのか…?
 先に奈良入りしていた私は「ワニ」を歩いて待った。
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※室生龍穴神社へは、奈良市から車で約1時間。
神社から吉祥龍穴までは車で10分、徒歩で20分。


by utoutou | 2019-06-05 11:44 | 瀬織津姫 | Trackback | Comments(2)
Commented at 2019-06-16 12:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by utoutou at 2019-06-19 06:09
> 東鍛冶屋さん
6月の御願の旅、お疲れさまでした。赤丸岬で高下駄のカンジャーを見たというユタさんの話、ちょっと驚きました。久高島のインニヤー(魚根屋)の拝所には下駄が祀られています。カミンチュさん方には同じものが視えることがあるらしいので、御先の時代、奥間にいたのは、後にヤマトの和邇や安曇に繋がる一族だったかもしれませんね。赤丸岬という地名も気になります。
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