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六甲山と瀬織津姫 240 龍神の導き

御嶽はモノを言う。御嶽は巨岩でできており、
岩は御先(沖縄方言で「うさち」、太古)の記憶
を波動として内に秘めている。その波動を想念として
受け止められるのが、神人・神女(カミンチュ)と
沖縄で呼ばれる霊能力者なのだろうと、考えている。

土地(地球)の波動に共振して、言霊に変換する。
語り部も、宇陀の龍穴へ一緒に行ったA子さんも、
そういった優れた能力(脳力)の持ち主に違いなく、
ゆえに彼らは、「神と交信する人」と呼ばれるのだ。

さて、
カミンチュA子さんによる龍穴の祈り、2日目。
前日の続きで、彼女が感じたものを、那覇にいる
語り部に伝え、双方の見立てを付き合わせる段取り。
先輩カミンチュ・語り部は司令塔といった位置で、
一般的には、「祈り合わせ」といった作業かと思う。

室生を含む宇陀市周辺には、1500万年前に起きた
巨大噴火の跡である、朱の大鉱床があったという。
むろん人類誕生より前になるが、日本列島の原型は
大陸から既に切り離されていた時代、朱の大鉱床は、
列島を東西に走る中央構造線の亀裂に生成された。

朱の鉱床を辿ることは、大地の記憶を辿ること。
縄文時代に海人族の首長が感知して進んだであろう
 その道筋を、カミンチュたちは捉えようとしている。


吉祥龍穴に着いたのは、午前9時半。山道を下る
とき、室生川の上に赤い石を見た。朱の名残りか。
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ひとり先着の女性が川辺でお祈りをしていた。
龍神か善女龍王に願いごとをしているのだろうか?
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A子さんはあずまやの拝所に立って祈りに入った。
予報に反して雨は止み、とてもよい天気になった。
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私は、拝所の横で龍穴を撮ったり、祈ったり…。
語り部が「男の方が立つ」と言った巨岩は写真左。
ふと、男の方が杖をつき立っているように視えた。
彼女の「波動」に影響を受けてのことだろうが…。
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祈りは10分で終わった。拝所を出た彼女が言う。
「杖をついているおじいさんは、誰でしょうね?」
「猿田彦大神じゃないかしら?」
「だよね。そして、猿田彦はスサノオでもあるのね」
「だと思います。スサノオは朱砂王とも書くから」

彼女は、ホッとした表情で続けた。
「語り部さんの言うように、髭のおじいさんが左の岩
 に立つと、龍穴の前に龍神が顔を向けて現れてきた」
「遂に、出た」(笑)
「いまもまだいらっしゃるよ、そこに…」

そのとき、
拝所に年配の女性客が到着して、声を上げた。
「あっ!! 龍神さんが龍穴の上を動いているやん」
声をかけられた若い女性は首を傾げたままだったが。

A子さんは苦笑して、囁いた。
「よかった。あの方にも視えていたなら、よい証拠」
私には視えなかったけれども、そんな気はした…。
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語り部に伝えると、メールで返信がきた。
👌や龍や笑顔の絵文字が散りばめられている。

「よかったです。確かに…その龍穴には神社が
ありますね〜。五色の紐に大きな鈴…龍穴から
流れ出る水…善女龍王…海神族を導き招かれた
龍神…そして、猿田彦大神だと思います」

ちなみに拝所には大きな鈴が掛かっている…。
時を置かず、語り部から2通目のメールが来た。

「海神族を導く龍神…清瀧権現…かつて天孫族と
・皇命・尊(天照皇大神の神族)をお導き招かれた
龍神…。そして、卑弥呼・日御子・日の巫女…
 ワニの神…A子さんによろしくお伝えください」

A子さんは笑いながら言った。
「はぁ、よかった。ホッとして腰が抜けそう…」

その後、
私たちは龍王山へドライブして大和平野を一望。
夕方、奈良市でレンタカーを返して帰路に就いた。
もちろん彼女は、沖縄久高島へ。と思っていたら、
3日後の朝、突然、1枚の写メが届いた。
それは、福岡・博多の神社で撮ったものだった…。



by utoutou | 2019-06-13 19:55 | 瀬織津姫 | Trackback | Comments(0)
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