御嶽はモノを言う。御嶽は巨岩でできており、 岩は御先(沖縄方言で「うさち」、太古)の記憶 を波動として内に秘めている。その波動を想念として 受け止められるのが、神人・神女(カミンチュ)と 沖縄で呼ばれる霊能力者なのだろうと、考えている。 土地(地球)の波動に共振して、言霊に変換する。 語り部も、宇陀の龍穴へ一緒に行ったA子さんも、 そういった優れた能力(脳力)の持ち主に違いなく、 ゆえに彼らは、「神と交信する人」と呼ばれるのだ。 さて、 カミンチュA子さんによる龍穴の祈り、2日目。 前日の続きで、彼女が感じたものを、那覇にいる 語り部に伝え、双方の見立てを付き合わせる段取り。 先輩カミンチュ・語り部は司令塔といった位置で、 一般的には、「祈り合わせ」といった作業かと思う。 室生を含む宇陀市周辺には、1500万年前に起きた 巨大噴火の跡である、朱の大鉱床があったという。 むろん人類誕生より前になるが、日本列島の原型は 大陸から既に切り離されていた時代、朱の大鉱床は、 列島を東西に走る中央構造線の亀裂に生成された。 朱の鉱床を辿ることは、大地の記憶を辿ること。 縄文時代に海人族の首長が感知して進んだであろう その道筋を、カミンチュたちは捉えようとしている。 吉祥龍穴に着いたのは、午前9時半。山道を下る とき、室生川の上に赤い石を見た。朱の名残りか。 ![]() ![]() A子さんはあずまやの拝所に立って祈りに入った。 予報に反して雨は止み、とてもよい天気になった。 ![]() 私は、拝所の横で龍穴を撮ったり、祈ったり…。 語り部が「男の方が立つ」と言った巨岩は写真左。 ふと、男の方が杖をつき立っているように視えた。 彼女の「波動」に影響を受けてのことだろうが…。 ![]() 祈りは10分で終わった。拝所を出た彼女が言う。 「杖をついているおじいさんは、誰でしょうね?」 「猿田彦大神じゃないかしら?」 「だよね。そして、猿田彦はスサノオでもあるのね」 「だと思います。スサノオは朱砂王とも書くから」 彼女は、ホッとした表情で続けた。 「語り部さんの言うように、髭のおじいさんが左の岩 に立つと、龍穴の前に龍神が顔を向けて現れてきた」 「遂に、出た」(笑) 「いまもまだいらっしゃるよ、そこに…」 そのとき、 拝所に年配の女性客が到着して、声を上げた。 「あっ!! 龍神さんが龍穴の上を動いているやん」 声をかけられた若い女性は首を傾げたままだったが。 A子さんは苦笑して、囁いた。 「よかった。あの方にも視えていたなら、よい証拠」 私には視えなかったけれども、そんな気はした…。 ![]() 語り部に伝えると、メールで返信がきた。 👌や龍や笑顔の絵文字が散りばめられている。 「よかったです。確かに…その龍穴には神社が ありますね〜。五色の紐に大きな鈴…龍穴から 流れ出る水…善女龍王…海神族を導き招かれた 龍神…そして、猿田彦大神だと思います」 ちなみに拝所には大きな鈴が掛かっている…。 時を置かず、語り部から2通目のメールが来た。 「海神族を導く龍神…清瀧権現…かつて天孫族と ・皇命・尊(天照皇大神の神族)をお導き招かれた 龍神…。そして、卑弥呼・日御子・日の巫女… ワニの神…A子さんによろしくお伝えください」 A子さんは笑いながら言った。 「はぁ、よかった。ホッとして腰が抜けそう…」 その後、 私たちは龍王山へドライブして大和平野を一望。 夕方、奈良市でレンタカーを返して帰路に就いた。 もちろん彼女は、沖縄久高島へ。と思っていたら、
by utoutou
| 2019-06-13 19:55
| 瀬織津姫
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