六甲山の廣田神社で、あるいは奈良の大神神社で、 地主神を封じながら祀るという祭祀を行っていた のは、他でもない大和朝廷(天皇家)側だった。 つまり、その地には封じられた先住民族がいた。 新たな地主・朝廷側は、神の祟りを恐れたのだ。 日本書紀・神功皇后の条が「祟るところの神」と 記した神の筆頭は、撞賢木厳之御魂天疎向津姫。 次には、あの長門国一之宮・住吉神社に祀られた 住吉大神の荒魂(=男神としての天照大神)だろう。 荒魂とは「荒ぶる神=祟る神」ということだったか。 ところで、昨日まで数日の間、沖縄にいた。 那覇では、まず首里城内とその周辺を歩く。昨秋 から、那覇空港に着くと首里城へ直行というのが、 沖縄ひとり旅のお決まりコースになっている。 首里城とその周辺を何度か歩くうち、そして 御嶽や、それにまつわる伝承を紐解くうち、 首里丘陵はとてつもなく歴史の深い場所と思い始めた。 この日は早朝に東京を発ってのお昼前だったので、 首里赤田町・首里そばの開店前の行列に並ぶ。 幸い11時すぎの開店と同時に入店することができ、 そば(中)とジューシー(炊き込みご飯)を堪能。 ![]() 首里城の地下駐車場から南西側の通りに出て、 城壁沿いに進み、首里城東南にある首里そばへ。 途中、継世門(赤田御門)を仰ぎ見たりもしつつ。 ![]() 語り部が去年の秋に言っていた、古い御嶽のこと。 この達磨寺の北側に、かつてあったというのが、 「国(首里)のはじまり・あーけーじゅの御嶽」 ブログ「首里はじまりの御嶽」にも書いたが、 「あーけーじゅ」とは琉球の古語で、トンボ=蜻蛉。 「あけず」「あけつ」にも聞こえるこの言葉について、 沖縄出身の植物学者・歴史家の与世里盛春氏は、 その著『日本のふるさと琉球』にこう記した(要約)。 〜 古代からこの国の国土を象徴する言葉であった 「豊秋津洲」の語源「あけず」の生まれ故郷は 琉球であり、この琉球を経由して北上移住した 倭人、あるいは隼人によって日本本土に伝わった ものであろうと思われる。〜 ひょっとすると、「首里はじまりの御嶽」は、 「日本はじまりの御嶽」でもあったりしないか? それを解く鍵は、「倭人、あるいは隼人」か? と、首里そばの行列のなか、考えたものだった。 あーけーじゅの御嶽は、伝承によれば、 アマミキヨの末裔・首里天孫氏が造ったという。 天孫氏は地主神。ならば、祟り神になったのか…?
by utoutou
| 2020-02-28 17:22
| 天孫氏
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Comments(8)
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> 名古谷雅代さん
こんにちは。こちらにてまとめて返信させていただきます。いろいろとご案内やご報告ありがとうございます。FBページで3月3日のお祭りの様子を拝見しました。沖縄の語り部さんもどなたかから転送された当日の写真を見たようで、自分の視た池の場所ではないようだというようなことを言っていました。が、これは皆さんそれぞれに感得することですので、どうぞお気になさらずにとお願いします。話は変わりますが、楢崎氏が書いていた平十字さんのいた場所は明らかになってきているのでしょうか? アシア族の神主(?)は金鳥山のどこに住んでいたのか…。私などはそんなことが気になる今日この頃です。スピリチュアルなお答えでなくて申し訳ありませんm(_ _)m
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> 名古谷雅代さん
おはようございます。改めてFBで3月3日の「お祭り」のレポートを拝見。それからまたあちらこちらに飛び、六甲を歩き(笑)ました。武部さんのブログに、カタカムナ神社のことに触れた「龍の声」さんへのリンクが貼ってありましたね。いまから25年前、芦屋川(右岸?)の「奥池」というところにカタカムナ神社らしき祠を訪ねた方のお話。 http://blog.livedoor.jp/omtakebe/archives/80200046.html?ref=popular_article&id=5997472-801630 そこでカタカムナ文明を語るおばあさんに出会ったと。そのおばあさんの情報源は何だったのでしょうか。興味深いですね。そもそも金鳥山という山名の由来は何でしょうか。金が採れる山? もしアシア族が錬金術を知っていたならハズレとも言えないか…と、朝から妄想が膨らみました。このたび皆さんが整備されたミトロカへシ池へ、そして奥池へも、実際にまた謎の「渦巻く」アシヤ付近を歩いてみたくなりました。情報をいろいろありがとうございました。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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> 名古谷雅代さん
こんにちは。詳細情報をありがとうございました。Google地図とFBページと、こちらにいただいたコメントを見比べつつ学習しました。次回、六甲山を歩くときの参考にさせていただきます。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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