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天孫氏は火の一族〈104〉宇智神社

9月中旬のことになるが、念願叶って
宇智神社(奈良県五條市今井町)に初めて参拝。

沖縄久高島にあるアマミキヨの聖地・ウッチ小
(小は「グァ」。愛称を込めた方言=ウッチさん)
について前回書いたが、このウッチ小と、宇智神社
 を祀った一族は同族ではないかと、実は考えている。

そんな指摘をする人は他にいない。大胆な仮説とは
思うが、「欠史八代」王の葛城王朝と古代琉球との
 関係を紐解く鍵があるなら、それは「ウチ」氏かも…。

 武内宿禰の名は「内」と気づいたのはいつだったか。
 京都府八幡市にある美濃山遺跡を知った頃だった。

美濃山は、隼人が薩摩から移住した現・京田辺市と
同じ文化圏らしく、府下最大の横穴墓密集地に属する。

 その美濃山に近い「内里」に「内神社」が鎮座する。

 祭神は、味師内宿禰。竹内宿禰の異母弟。そのとき
 に思った。味師と武は美称。なら、姓は「内」かと。
 そして、「内」氏とは隼人だったのかもしれないと。


さて、宇智神社(奈良県五條市今井町)は、
 JR五條駅から車で5分。宇智川のほとりに鎮座する。

祭神は、孝元天皇の皇子であり、内臣の祖である
彦太忍信命(ひこふつおしのまことのみこと)。

竹内宿禰の祖父とされる人を祀っている。
社頭の石標には、「延喜式内社」と刻まれている。
天孫氏は火の一族〈104〉宇智神社_a0300530_10510843.jpg






宇智神社のあるJR五條駅周辺は、葛城王朝の中心
だった現・御所駅周辺から南(地図の右、赤矢印)へ。
約4㎞離れているが、古代ならほぼ一帯ではないか。
天孫氏は火の一族〈104〉宇智神社_a0300530_13140634.jpg






タクシーの運転手さんの話では、
宇智神社の近くを流れる宇智川は吉野川に合流し、
その吉野川は和歌山県に入ると紀ノ川と名を変える。

それならば、この地(古くは大和国宇智郡)は、
紀伊水道の海域(淡路島や阿波周辺)と水運で繋る。
「内」氏、いや葛城王朝の海洋性がリアルに偲ばれる。


それにしても、宇智神社の境内は寂れていた。
もし焚き火をしていなければ、人の気配を感じない
ままに、帰路についていたかもしれなかった。
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拝殿から本殿を見る。かつてこの社の神は、
「国生(こくしょう)さん」「宇智大神」と呼ばれた。
天孫氏は火の一族〈104〉宇智神社_a0300530_10511406.jpg





神宮寺だったという安生寺(写真手前)が隣接する。
山号は神光山。奈良時代、役小角が開基したという。
葛城の地で初めて、「役行者」に出会った(つづく)。
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by utoutou | 2021-10-12 21:13 | 天孫氏 | Trackback | Comments(0)
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