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天孫氏は火の一族〈122〉恐竜のいた時代

綺麗な夕陽に出会うことの多い旅だった。
こちら玉城(沖縄県南城市)の海岸沿いにある
カフェ浜辺の茶屋の屋上から見た奥武島の夕景。

日の入りの17時55分には40分ほど早い時分のこと。
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 カフェは浜辺へ降りる途中に位置するので、屋上
 は道路と同レベル。飲食もできる。※昼間の様子
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半年ぶりの再会するY子さんが、屋上で待っていた。
「太陽をチャクラで浴びたら脳の松果体が発達するって」
 と笑いながら、彼女は額のあたりと後頭部を指差した。
「じゃ、視える人になれるように傘の下から出よう」
 とテーブルを移る。やがて、ある記憶が甦ってきた。

 10年前もY子さん、そして語り部とゆんたくしていた。
 語り部は、この玉城のとんでもなく古い時代の景色…
 恐竜が駆け回っていた頃の「映像」について話した。
 その舞台は、いまは琉球ゴルフ俱楽部のある丘陵だ。
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「玉城に恐竜がいたのか…」と絶句した。そして、
 大陸と琉球列島が続いていた時代までを霊視して
 しまう、その何と呼ぶべきか分からない能力にも。
 
 ふいにそんなことを思い出してしまったのは、
太陽光線が松果体を刺激したからか、それとも
この日、ユインチホテル南城(南城市新里)にある
猿人の湯」に浸かったりしたからだったか。

その名の通り最古の猿人のいた時代の地層、そして
約5400万年前(古第三紀始新世)の地層からの湧水
 がブレンドされたという泉質は、褐色系でまろやか。

古第三紀始新世とは? 夜、宿で地質年代を調べる。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)サイトより拝借。

(加筆した赤矢印の)古第三紀は白亜紀の次と確認。
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語り部は恐竜が絶滅する前、つまり白亜紀の時代
の玉城を霊視したのかもしれないと、妙に納得した。

そう言えば、
昨年の秋に訪れた甑島(鹿児島県薩摩川内市)にも
古第三紀始新世の地層があった。そして、何年か前
恐竜の化石が発見されたことは、記憶に新しい。

「琉球と甑島は繋がっている」と、言っていたのは
 「太古に地層で繋がっていた」ということだったのか。
では、「恐竜がいた時代」の玉城を視た意味とは…?






by utoutou | 2022-01-21 14:46 | 天孫氏 | Trackback | Comments(0)
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