南城市玉城富里(ふさと)の納骨堂内に一緒に 納められていた15〜16世紀の3体の人骨を調査した 研究チームが、ミトコンドリアDNA分析の結果を 発表。そのニュースは、瞬く間に全国を席巻した。 なんとその男性3名、母親の系譜が、沖縄・日本、 西ヨーロッパ・中央アジア、朝鮮半島と分かったと。 もともと富里にあった風葬墓が、1992年に商業施設 の開発により取り壊され、全部で78体あったという 人骨は、JAおきなわ玉城支店近くに作った納骨堂 に納められていたという。初めて知る話で驚いたが、 玉城に国際色の豊かな一族がいたことにも驚いた。 地図は5月21日の沖縄タイムスより ![]() とりいそぎ、語り部に電話して感想を聞く。 「西ヨーロッパから玉城富里に来て住んだ人たち がいたことが分かったそうですね、人骨調査で」 しかし、語り部はさほど驚いたふうもなく言った。 「そうですね、本当だと分かってよかったです」 「西ヨーロッパとか、中央アジアからですよ」 「言いましたよね、前に」 「何でしたっけ?」 「(富里の隣村の)中山で、その人たちを視た話。 集団で海から上がってきた西ヨーロッパの人たち」 「え? 中山のどこで、でしたっけ?」 「ガルガー原(ばる)で」 そう言えば、すっかり忘れていた。背の低い 西ヨーロッパの人たちが玉城にいるのを視た話。 舜天王統の中世よりもっと古い時代のことらしい。 西ヨーロッパと、語り部があえて言うのはなぜか? 次は聞いてみるか、西欧人と東欧人の視た目の違い。 語り部の視た、 その西ヨーロッパ人の集団と、この度の人々が同じ DNAとはもちろん限らないが、中山のガルガーバル (井泉、かー)の位置を確認すると、納骨堂のある JAおきなわ玉城支店(↓加工赤角)あたりなのである。 カルガー滝地図は沖縄文化・観光ポータルサイト より拝借。このような滝があるとは知らなかった ![]() ![]() ![]()
by utoutou
| 2022-05-23 17:17
| 琉球王
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Comments(4)
> 2924_a31さん
日々多くのコメントをありがとうございます。ブログの内容に関係するものだけ公開させていただきますね。渡来の人たちがいたとすれば、島→本島→本島の高地へ、という経路は容易に想像できますよね。イザイホーの映画を撮った監督からも同じ意見を聞いたことがあります。
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> 2924_a31さん
ありがとうございます🙂
> おりえさん
初めまして。コメントをありがとうございます。いまはそのことだけをお伝えします。
> おりえさん
返信がたいへん遅れましたこと、お詫びします。申し訳ありませんでした。玉前神社、近々参りたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
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