グスク時代(11世紀〜)になると玉城丘陵には ヤマトからレイラインを引く人々が渡来した。 斎場御嶽のある知念半島の東端から南岸沿いに 糸数城址まで続く丘陵地帯に、城の中心軸を東西 や、夏至ラインとする設計のグスクが建てられた。 丘陵の最高地にあるこの玉城グスク(標高180m) の門と夏至の朝日の関係が、特別なのではなかった。 ※かつて書いたブログは「琉球のグスクは東西軸」 ところで、先日の日の出を眺めながら気がついた。 玉城城のハート型にくり抜かれた門の先、遠くに 知念半島が横たわる。手前の稜線はタカラグスク。 琉球ゴルフ倶楽部の中でも高地に位置、英祖王統 4代・玉城王と5代・西威王の墓があるが、それも 夏至の朝日のレイライン上に造られたのかもしれない ![]() ![]() (要約) ☆石積の城壁を造ることのできる鉄斧を持った集団 ☆知念森グスク、玉城グスク(テンチヂアマチヂ)、 今鬼神のカナヒャブという「琉球開闢の御嶽」は 拝所を中心とした城だが、城壁を造る鉄器は必要 ☆やはり「琉球開闢の御嶽」の薮薩の浦原を 造ったのは対馬〜壱岐〜九州西海岸〜伊是名島と 「島の道」にヤボサ・ヤブサと呼ぶ神を祀った海人 ☆ミントングスクからは、長崎県西彼杵半島の 大瀬戸町から採れる滑石で作った石鍋が出土した。 その大瀬戸町は家船(えぶね)の集積地だった。 ![]()
by utoutou
| 2023-06-30 17:31
| グスク・御嶽
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