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卑弥弓呼〈1〉ホスセリノミコト?

ブログ開始から7月で10年が経ったが、当初から、
 毎回の投稿までのプロセスはだいたい決まっている。
 語り部のある一言から、私の「追跡」の旅は始まる。

「沖繩一見えないものが視える」と噂される霊能力者
でもある語り部は、若い頃の神ダーリ(憑依)体験
によって、上古の沖縄に関する膨大な量の情報を得た。
 その情報は、多くの場合、どちらかというと断片的な
もののようだが、それらを咀嚼して繋げ、祖神に関する
古伝を甦らせたいというのが、ブログを書く動機だった。

語り部が受ける情報は神託か、民族の記憶集積からか。
発信源についてはよく分からないが、語り部に対して
大いなる何かから発せられるリマインドのようである。

 読書というものをしたことがないという語り部だが、
私が読んでいる、歴史本の内容や写真を言い当てたり、
歴史文献や古史古伝や祝詞を、そらんじたりもする。

そんなわけで、語り部のインスピリーションに助けられた
ことは数知れないが、久々に強烈な一言があった。

「卑弥呼弓(ヒミココ)が、気になりますね」
語り部の口からは初めて聞く名前だ。すかさず聞く。
「魏志倭人伝! 卑弥呼と仲の悪かった狗奴国王…?」
はい、と言って、語り部は続けた。
「その男王は、火須勢理命(ホスセリノミコト)
の子孫ではないかと思います」
「木花咲耶姫が瓊瓊杵尊と結ばれてお生みになった
三兄弟のうちの次男さんですね」
 と言いつつ、あの天孫降臨の舞台への旅を思い出す。


鹿児島神宮(霧島市隼人町)に参ったのは2年前。
主祭神は、彦火火出見命と豊玉毘売命。
海幸山幸神話の舞台で、創祀は神代に遡るという
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その境内図で、「卑弥呼・卑弥弓呼 神社」を知った。
初めて見る社名だと思ったが、先を急いでいた。
霧島神宮と隼人塚と「熊襲の穴」にも行く計画だった
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卑弥呼・卑弥弓呼神社は、摂社である石躰神社
(せきたい神社)の側にあった。地図の右上方向で
鹿児島神宮本殿の北西に位置。摂社ではないようだが、
この場所に坐す相応の理由があるのだろうと感じた
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そのエリアには、鹿児島神宮の元宮・高千穂宮があった
という。彦火火出見命と豊玉姫の住居跡とも伝わる。
語り部の口から、ホスセリノミコトの名が出たいま
思えば、兄弟神が並んで祀られるのは、極めて自然だ。

そんなわけで最後の追跡シリーズを始めることにした。
狗奴国の卑弥弓呼は、琉球とどう関係するのだろうか?




by utoutou | 2023-08-27 09:26 | Trackback | Comments(0)
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