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天孫氏は火の一族〈137〉荒祭宮へ

緑間玲貴さんの奉納バレエ「御佩劍(みはかし)」
を観た翌朝は、起きがけにまた伊勢神宮内宮へ。

夢の中だったかもしれない。緑間さんがデザイン
したピンブローチ「常若の雫」を思い出していた。
創作の経緯を、前夜、緑間さんのブログで知った。

常若(とこわか)の榊に滴る、一雫の朝露。
それは舞踊の、また人の営みの在り方を表している。

足が向いた先は、荒祭宮(境内マップはこちら)。
皇大神宮、第一の別宮。御祭神は天照大神荒御魂。

またの神名は、瀬織津姫(※「倭姫命世記」)。
あるいはまた、神名は撞賢木厳之御魂天疎向津姫。
(つきさかき・いつのみたま・あまさかるむかつひめ)
賢木とは榊のこと…そう意識して参拝するは初めて。

6:31 荒祭宮に着く。やはり姫神は榊と共に在った
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荒祭宮には鳥居がない。その聖域に出るには、正宮
の外を大きく廻り ↓この場所で左折、石段を下る
 のだが、こここそが伊勢の聖地のように感じている。
その理由は「消えた猿田彦神」に書いた。矢印は、
瀬織津姫の御嶽への道。途中の低地は川だった痕跡?

6:25 右の正宮垣内には一対神・猿田彦大神が坐す
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6:30 案内板の周りにも榊。空が明るくなってきた
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6:32 足元の榊にイザイホーの神木・琉球青木を思う
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神霊の神籬である榊。 沖縄では、
琉球青木(アザカ、長実ボチョウジ)がそれだ。
神の島・久高島でも、アザカは御嶽に生えている。

榊の葉は互生、アザカの葉は対生。いずれにしても、
葉は茎から左右に生え十字路(八衢)の神を思わせる。
綿津見神の子・猿田彦大神。伊勢地方の氏神である。

そんなわけで、久々の伊勢は、
猿田彦神(日神)と瀬織津姫(月神)を偲ぶ旅に…。

6:55 宇治橋から宇治神社(地図)方向を見る。
神宮内で供える榊はその産土神の森から採るという
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11:03 ホテルで朝食後、伊勢を発つ前に倭姫宮
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倭姫宮の榊に緑間さんが舞った「御佩劍」を思う。
白鳥となり飛ぶラストシーンに、あの歌を重ねた。

〜 倭は国のまほろば
たたなづく青垣 山隠れる 倭うるわし〜

ヤマトタケルの詠んだ「倭」とは果たしてどこか?
「「御佩劍」をきっかけに謎解きは進みますよ」
以前、語り部がそんなことを言っていた。
 伊勢での気づきが「まほろば探し」に繋がる予感。
 






by utoutou | 2023-11-20 13:24 | 天孫氏 | Trackback | Comments(0)
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