語り部に降りてきたヒントは、「マサン」。 無文銭、宋、閩越、久米、長江、寧波、黄海と 話は繋がってきて、さて、これからどうなるか。 雲を掴むような話でもどかしいが、萌える。 このシリーズのタイトルとした「琉球玉依姫」 の祖先にあたる渡来一族に辿り着くのが、 このシリーズのゴールだと密かに想像している。 その一族の名はおそらくヤマトの豪族となった 賀茂氏・鴨氏。そして、その同族の秦氏だろう。 思い返せば昨年末、京都に行き賀茂神社の摂社 ・片岡社↓で「玉依姫」に参拝したことをブログ に書くと、語り部はこんなふうに言ったものだ。 「天久にいた中玉依姫の伝説を遡れば、その神魂は 賀茂玉依姫に、さらに遡れば神武天皇の母である 玉依姫に繋がるということが、分かるはずです。 あの資料を、じっくり紐解いてみてはどうですか」 ![]() そんな経緯で、最終章「琉球玉依姫」は始まった。 資料とは、那覇市天久で歴史伝承を研究した古老 が、平成時代に纏めた『アミク村の歴史と民俗』。 ![]() 馬山(マサン)。朝鮮半島の南、慶尚南道にある 鎮海湾の最奥部に位置し、古来よりの良港という。 地図↓写真は「釜山でお昼を」さまサイトより拝借。 馬山は『東夷伝』には「倭」として記されている。 『日本書紀』にも「卓淳(たくじゅん)」という 地名で登場する。伽耶諸国の領域内だが、一帯は 「任那」と呼ばれた。というか『書紀』がそう呼ぶ。 「任那日本府」の存在を思わせる記述も何ヶ所かある。 知りたいのはその半島南端の「倭」に、後に鴨氏や 秦氏となる人々が留まっていた時代があったか、だ。 ![]()
by utoutou
| 2024-07-26 16:22
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