真言宗護国寺の末寺・善興寺は冊封使の宿泊所であり 迎賓館だった天使館(那覇市東町)の近くにあった。 そのためか、「仏像は弁財天」とする册封使による 善興寺の目撃録がいくつも残っている。(※参考 : 真喜志遥子著『史料に見る琉球の弁財天信仰』) などを残した冊封使の汪楫(おうしゅう)。 ちなみに、同じ尚貞王の時代の辞書『混効験集』 序文にも「我朝は神国、御本地は弁財天なり」と。 はたして実際に、天孫神は崇められていたのか? しかし、この画像を見た語り部はバッサリと言った。 「三面六臂の弁財天とか、天孫神は聞いたことが ないですね。これは三宝荒神だと思います」と。 また、こんなことも言った。 「沖縄では荒神をフーチヌカミ(鞴の神)と呼びます。 冊封使の話に〝太陽と月を持つ弁財天〟とありましたが、 赤い太陽と満月を手にする荒神を見たこともあります。 鍛冶にとっても、火と水は必要不可欠ですから…」 さて、弁財天がはたして三宝荒神なのかについて、 どう確認すればよいのかと、つらつらと何日か 考えていたものだったが、遂に同書の別項(27ページ) に、なんと語り部と同意見のくだりを発見した。 #
by utoutou
| 2018-03-04 20:43
| 瀬織津姫
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