天女伝説シリーズには、銘苅子や銘苅家について の記事も多かった。まず、後半でよく読まれたと 思われる銘苅子の屋敷跡・銘苅御殿の参拝記より。 (〜から〜の部分が、内容のポイント) 〜 語り部は常々言っていた。 ☆ 銘苅子と天女は、古代の習俗のまま同族婚だった のでは? という語り部の話を、しみじみ読み直す。 『アミク村の歴史と民俗』にも、同じく同族婚が あったことを伝えるくだりがある。曰く、天久の 洞窟に玉城から姉弟が天下りして交合を行い、 次第に人々が増え繁昌したという伝承があると。 ☆ 「銘苅の翁」は女人(弁財天)と出会い、 社殿を建立した(天久宮由緒)。 銘苅子は銘苅川で天女と出会って結婚。 生まれた娘が尚真王夫人となり、 佐司笠按司加那志を生む(『中山世譜』ほか)。 天女と出会って結婚した奥間大親は、 一男一女をもうけるが、その子はやがて察度王になる。 「昇天した天女」とは銘苅家の女である(口伝)〜 ☆ もしや…大主乙樽(中玉依姫)は、天に昇らず 里帰りした天女その人だったのかもしれない… とも、思えてくる。「中玉依姫の実家である 尻礼武川(シリンカー )家の先祖は銘苅殿内」 であると『アミク村の歴史と民俗』は伝えている #
by utoutou
| 2024-01-24 11:16
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